世界で最も名立たるラグジャリー・ブランドBugattiとHermesはコラボレーション・プロジェクトの特別モデルとして「Bugatti Veyron Fbg par Hermes」を2008年3月4日ジュネーブ・オートサロンにて発表致しました。
この特別なモデルのベースとなったBugatti Veyron 16.4は世界300台限定生産であり、最初のお客様にお届けしてから2年が経ちました。Bugatti Automobiles S.A.S.は既に累計220台のご注文を頂戴しており、300台まで後80台となりました。しかも、驚くほど順調なペースで注文が続いています。
お客様からの特別仕様に対するニーズに応えBugatti社は、新たにIndividualisation Programme(個性化プログラム)を始めました。その1つが今春ジュネーブのモーターショーで発表されたエルメスとブガッティのインダストリアル・デザイン・プロジェクト「Bugatti Veyron Fbg par Hermes」です。
このプロジェクトは1920年代に始まったコラボレーションの復活です。創始者エットーレ・ブガッティ(Ettore Bugatti)は当時自分のブガッティ・ロイヤルのためにテーラーメードのスーツケースをエルメスに特注したことに始まります。後に「ボリード」の名称で有名になったエルメス・バッグは当時エミル・エルメス自身がデザインし、オマージュとして「ブガッティ」と呼ばれていました。これらの友好関係が今日まで継続されているのです。
ブガッティの革新的なエンジニアリングとエルメスの伝統的なスタイルの融合で、ヴェイロンはアートのマスターピースとなりました。この新たにデザインされたブガッティ・ヴェイロンは、両ブランドの上質かつ完璧な手仕上げによる結晶結実です。
2008年4月
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